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6.32025
【保存版】子犬のトイレトレーニング|やさしく成功へ導く3ステップ

「子犬を迎えたら、まず最初に何から始めればいいの?」
そんな飼い主さんの最初の大きな課題がトイレトレーニングではないでしょうか。
トイレのしつけは、子犬との暮らしのスタートを左右する大切なステップ。
焦らず、怒らず、成功体験を少しずつ積み重ねていくことがとても重要です。
この記事では、動物行動学の専門家 カトリーナ・ウォーレン博士のアドバイスを参考に、
子犬のトイレトレーニングを成功に導く3つのコツをご紹介します。
ステップ1|「できた!」を増やすための工夫を
まず大切なのは、子犬がトイレの成功体験をたくさん積めるように環境を整えること。
- 外で排泄できたら、思いっきりほめる
- ごほうびのおやつを与える
- トイレのタイミングを逃さず誘導する
子犬は「トイレ=いいことがある!」と学ぶことで、自然と正しい場所でするようになります。
おいしいごほうびで、学習もスムーズに進みますよ。
なお、生後8週ほどの子犬は、膀胱がまだ小さく、2~3時間おきにトイレが必要です。
室内で自由にさせすぎる前に、まずはこまめに外へ連れ出すことを意識しましょう。
ステップ2|トイレの「兆候」を見逃さない
子犬には「今トイレに行きたい!」というサインがあります。以下のような行動を見かけたらチャンス!
- 起きた直後
- ごはんの後
- 遊んで興奮した後
- 匂いをしつこく嗅いでいる
- ぐるぐる同じ場所を回っている
これらの行動が見られたら、すぐに外に連れて行ってあげましょう。
成功すれば、その場でたっぷりほめて、ごほうびを!
「お外でトイレをすると、褒めてもらえる」と学習していきます。
ステップ3|「トイレコマンド」を使ってみよう
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、「トイレ行こう〜」などのトイレ専用の声かけ=コマンドを習慣づけてみましょう。
- トイレエリアに誘導するとき
- お散歩中に立ち止まったとき
- 匂いを嗅ぎ始めたとき
こんな場面で毎回同じ言葉を使うことで、子犬はそのフレーズと行動を結びつけて覚えます。
将来的に「コマンドで排泄できる犬」になると、おでかけ時や災害時にも安心ですよ。
【大事なこと】失敗しても叱らないで!
子犬が室内で粗相してしまっても、絶対に叱らないでください。
- 大きな声で怒る
- 鼻をこすりつける
- トイレを見て睨みつける
こうした行動は、子犬にとってただ「怖い」だけ。
理由がわからず、飼い主さんとの信頼関係が崩れてしまうこともあります。
トイレのしつけで大事なのは、「失敗を責める」のではなく、成功を褒めて伸ばすこと。
子犬も飼い主さんも、少しずつ自信をつけながら前に進んでいきましょう。
まとめ|焦らず、ポジティブに続けていこう
子犬のトイレトレーニングは、すぐに完璧にはなりません。
でも、日々の「できた!」を丁寧に積み重ねていくことで、ちゃんと覚えてくれるようになります。
最初の数週間は大変かもしれませんが、
愛犬と一緒にがんばるこの時間こそ、かけがえのない思い出になりますよ🐶✨